「いい猫だね」 感想

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本屋で目に入った猫の本を読んでみた

「いい猫だね」 僕が日本と世界で出会った50匹の猫たち

岩合光昭

[amazonjs asin=”4635510131″ locale=”JP” title=”「いい猫だね」僕が日本と世界で出会った50匹の猫たち(ヤマケイ新書)”]

 

猫の写真を出会いのストーリーと共に

NHKの「世界ネコ歩き」という番組で有名な著者

大学生の頃に飼っていた猫からはじまり、住んでる町も暮らしぶりもゴッドファーザーのような猫まで

出会った猫のストーリーを見開き1ページ

実際の猫の写真を見開き1ページという構成で

日本と世界の個性豊かな猫たちを紹介していく

地域ねこ、畑ねこという存在

そんな紹介の多くが、一人に飼われているのではない自由ねこにスポットがあてられている

トルコのイスタンブールにいる、香辛料屋をメインにしながらも、地域の人たち皆から名前を呼ばれるサフラン

沖縄の80代のおばあちゃんが畑で作業する時にどこからともなく付いてくる畑ねこ

自然に人間の地域社会の一員になってしまっている猫というのは魅力的なものだ

逆に言えばそれが出来る地域性というのはある種おおらかというか、健全というか・・・

保護猫

日本をはじめとして、普通の地域では、猫は保健所で一斉に殺処分される存在で

そんな猫を引き取って、飼い主を探す保護猫という活動があって、知り合いがやってもいて

僕は猫が大好きだから、その活動を強く支持しているんだけど

その活動が存在しなければならない状況ってのは、ある種その社会が豊かさから離れているのではないか?と思ったりもする

僕は半分は「猫は外でのたれ死んでいくのが健全なんじゃいか」とか思ってるシニカルなナチュラリストなので

応援しつつ、ある程度の距離は保ちつつ、なーんて思っている感じ

 

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ABOUTこの記事をかいた人

四万十町在住パフォーマー 大学卒業後製紙会社に勤めていたが、移住を機に地域に根を張るパフォーマーとして生きていくことを決意。 2018年現在地域おこし協力隊として働きながらパフォーマーとして生きていいく道を模索中。 詳しいプロフィールや出演依頼などはメニューから各項目を参照ください。