僕の中でサーカスとかジャグリングくらいに大きな趣味がある
へヴィメタルだ。
特に、正統派メタルとジャパニーズメタルが大好き。
ベイビーメタルの登場で、「やたらうるさいだけのヘビメタ」なんていう
古臭い価値観は時代遅れになりつつあるとはいえ
まだまだ一般の方からの偏見が強いへヴィメタル
僕はギターもしてないし、バンドもしてない素人だから
うまく説明できるかわからないけど、頑張って紹介してみようと思う。
音楽は演奏している人たちの人柄をある程度表していると思う。
ロックとかその近辺が好きな人なら知ってると思うけど
へヴィメタルをしている人、特に日本人は真面目だ
メタルがとにかく品がなくて、めちゃくちゃをするジャンルだと思ってる人が結構いるんだけど
それはだいたいデーモン閣下の影響が大きいと思う
しかし、聖飢魔Ⅱは元は早稲田大学の軽音楽部内のバンドだ
閣下をはじめとして、初期からいるメンバーはみんな早稲田卒で、そんなめちゃくちゃな人たちではない
へヴィメタルはロックから派生したジャンルである
ロックという音楽はとてもポピュラーなものになったので、ロックをどう料理するかで
いろいろなジャンルが出来ている
誤解を恐れずにいうと、その中で、パワーとスピードと追及していったのが、ハードロックって言われるもので
ハードロックの中でも、さらに演奏技術とか曲の様式美とかにこだわっているのがへヴィメタルだ
比べるために出してみると、パンクっていうジャンルは、ロックの中でも若者性とか反社会性とか
そういう部分を追及していったもので、ブルーハーツとかスターリンとか過激性で言ったら
全然聖飢魔Ⅱなんかよりも激しい
他のロックと同じで、表現しようとしていることはハチャメチャで攻撃的なんだけど
やり方がストイックで理論的なのがへヴィメタル
最近のプログレ系のバンドなんかは、ゲスの極みのような人たちが、純情やら、恋愛やら、ほんわかしたファンタジーやらをうたっているけど
へヴィメタルは、真面目でストイックな人たちが、地獄やら錆び付いた街やらシリアルキラーやらを歌ってる
どっちも説得力ないよね笑
正直、他のロックに比べたら、へヴィメタルはダサい。
若者性がロックの重要な部分のはずなのに、そういう部分が本人にない人がやってるから
チャラさとも無縁、聞きやすくもないから日本では売れない
でもその不器用なダサさが最高に好き
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