予約して食うおせちはうまいか?

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今日、同僚から面白い話を聞いたので、忘れないうちに書いておこうと思う

この時期のいわゆるクリスマス・年末商戦と言われる現象と交通の話だ

僕はこの話を聞いて疑問ばかりが浮かんだけど

同僚は「それでもなんとかなるもんなんだ」となかなか希望に満ちた感じだったので

だらだらと書いてみる

僕の尊敬する同僚

僕の同僚はとあるパッケージメーカーの元社員さんだ

その会社にいたときは営業でバリバリならして、かなり上の立場にのぼったらしく

話が時代背景の生き証人でありながら、ある種の大局観に立っていて非常に面白い

僕はこの人の過去の話を聞くのが大好きだ

とても優しくて、頭もキレて、物わかりもとてもいい人だけど

だからこそメンタルモデルの差を、怒りの感応が壁になることなく素直に受け取ることが出来る

雪は綺麗だけど

話題は僕の今いるあたりではとてもめずらしく、12月上旬に雪が降ったところから始まった

僕の地元である富山を初めとした北陸地方のように除雪車が大量にある訳ではない瀬戸内は

少しの雪でも交通機関が麻痺してしまう

「クリスマス・年末商戦」なんて言われるこの時期に、交通が麻痺してしまうとどうなるか?

商戦に向けた色々な商品の材料を乗せたトラックが動けなくなるので

色々なモノが届かなくなり、色々な企業がてんやわんやになる

おせちのパッケージ

同僚の前の会社ではおせちに使うパッケージを当日届けなければ間に合わないのにトラックが動かないような自体が怒る

おせちのしかもパッケージということで、基本的には11月末までには発注を済ませてもらうのだが

どうしても12月に入っても「なんとかならないか?」という発注がくる

会社としてもそういう発注を受けておけば信頼につながるので、なるべく受注しようとする

しかし、ギリギリで受注しているので、発送もギリギリになり

そこに雪が降ってしまうと、普段なら余裕を持って届けているモノが、ギリギリなので

発注側も受注側も大慌てで対応をせまられることになる

でもなんとかする

なにもおせちのパッケージだけが動かない訳ではなく、中の具材を作っている工場なんかもてんやわんやなわけだが

それでも、トラックが動かなくても営業担当が自社のトラックを走らせたり

時間がかかっても通れるルートを通ったり、夜間を利用したりすることで

なんとか対応をしていき、毎年てんやわんやだが「でも最終的にはなんとかなる」

というのが同僚の感覚で、その言葉には少しだけだが仕事人としての自負のようなモノが見て取れた

勝手に話題を頭で膨らませる自分

僕はその同僚を尊敬しているので

素直にその心意気と自負に感心して「はぁ、なるほどぉ・・・・」と言っているんだけど

同時に勝手に違う論点を持ち出して膨らませていく

今回の僕の疑問は

“そもそも、色々な人がそんなに大変な思いをして予約に間に合わせるおせちとはなんなんだ?”ということだった

さんがにち

僕は郷土料理なんかは、好きなモノはあっても調べたりはしないから詳しくないけど

おせちは正月から三が日までに食べられる料理だろう

日本では年末年始にかけてはお休みというのが習慣で

この時期にどこの家の人も仕事を休んで食べるのがおせちだと思われる

おせち料理は味付けの濃いモノが多いイメージだけど、同時に常温でも保存性が高そうなイメージがあるが

これは3日間は仕事をしないからだろう

ソフトこそ文化では

しかし、今は正月からどこもお店がやっていて、おせちに使うような料理も売っているので

おせちの価値というのはよくわからなくなっているように思う

それでも予約してまで買うおせちとは一体なんなのか

この予約をするおせちの宣伝文句をいくつか見てみると

お重に入れて出すとか何段重ねとか料理の組み合わせとかが一種の文化であるような宣伝のされ方がされていて

正月に家族一緒に食べることが価値のような書き方がされているけど

正月でも家族の一員がほぼ1人は仕事にかり出される状況で、それを買っておいて別々に食べることに意味があるのか

共同作業や共同体を視野に入れなければならないのでは?

もっと言うなら、そこまで細切れにされた価値観にしがみつく意味があるのか

それを文化だというのなら、おせちを自分の家で作る課程を家族で共有したり

何でも手に入る時代だからこそ、このおせちという料理を過去作るためにどういう共同体が動いていたのかを考えてみる方がよいのではないか

経済性に価値を置くことで、地域で手に入るはずの食材を遠方からトラックで運び

手間をお金で省略した「予約するおせち」なんか食べてておいしいのか

いや、そりゃ濃い味の料理はおいしいか

最近地域活性関係の新書の読み過ぎかしら

そんなことを頭の中に巡らせつつ

「はぁ、なるほどぉ・・・・・」

 

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