地域密着型パフォーマーが1日署長をやってみた

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こんにちは

高知・四万十町在住パフォーマーの松葉川健一です。

先日ありがたいことにお話しをいただいて、窪川警察署の1日署長というのをやってまいりました。

今回はその経緯や様子、当日の予定、ギャラなど僕の場合の実際をレポートしてみたいと思います。

 

なぜ1日署長をやることになったのか?

なぜ、僕が1日署長をやることになったのかからお話ししますが、

これは僕がやっている現物割制度のおかげです。

詳しくは出演依頼のページの最下部を見ていただければと思いますが、

僕は依頼主さまの自慢の品や、あまっている野菜、温泉券など、

僕の価値観で価値があると判断したものを提供していただける場合は出演料を割り引きする制度を採用しています。

今回もまず窪川警察署の課長さんから、「秋の交通安全運動」に合わせて通常のショーの出演依頼をいただきまして、

その際に現物割のことをアナウンスしたところ、「それなら1日署長をやってもらうのはどうでしょう?」

提案され、めったにない機会だということで現物割採用、割引価格でお引き受けしました。

なので、1日署長については経験として面白いということでお引き受けしているので、

今回は一日署長としてのギャラはなく、割引した出演料に込みでということでやらせてもらいました。

ここからは実際の日程を順を追ってレポートしたいと思います。

実際の日程

(まったく似合っていない白バイ姿)

8:10   窪川警察署に集合

9:00   秋の全国交通安全運動出発式に出席(一日警察署長を委嘱される)

10:00頃  窪川警察署を出発 啓発のパレードに同行

10:30頃  農家民宿森の里前でドライバーサービス

11:30頃 ドライバーサービス終了 窪川警察署へ

12:00頃 窪川警察署にて解散

秋の全国交通安全運動出発式(一日署長委嘱式)

まず窪川警察署にて、窪川警察署長より、一日署長を委嘱されました。

この委嘱式は秋の全国交通安全運動の出発式も兼ねていて、

来賓として四万十町交通安全町民会議会長さまや、地域の交通安全協会員さま

窪川保育所の年長さんや、近くのJAの職員さんなど70名ほどの方がいらしていて、

僕は委嘱の挨拶とともに、ジャグリングのパフォーマンスを15分ほど行いました。

その後保育園児による願掛け風船飛ばしなどのいくつかのイベントを経て、パレードへと出発になります。

僕もパトカーへと乗り込みパレード、そして続くドライバーサービスへと向かいました。

パレード

パレードはパトカー7台、白バイ2台で安全を呼びかける放送を行いながら町内を走行します。

僕は幸いなことにパトカーに乗るのははじめてでした。

パトカーの中にもいくつか種類があるようで、僕が乗ったのは基本的には普通の車と同じという話でしたが、

助手席の前にはいくつもの機械がゴテゴテとついており、その中には無線がありました。

無線は高知県全域のパトカーにつながっており、僕が乗っていた30分程度の時間の中でもひっきりなしに連絡が入ってきていました。

事故や事件などがあった場合は、これで近くにいるパトカーへと情報が伝わって、急行するわけですね。恐ろしい(苦笑)

ドライバーサービス

パレードの終着点、「農家民宿森の里」にて地域の交通安全協会員さんと一緒にドライバーサービスを行いました。

このドライバーサービスというのは僕も初めて聞いた言葉だったのですが、

検問のような形で、道行く車に一度止まってもらい、記念品と花を渡して交通安全を呼びかけるというものです。

警察の方々が誘導棒で車に止まってもらい、僕や交通安全協会員さんですかさず交通安全を呼びかけて花を渡します。

車を止められたときは「なんだろう?」と怪訝な顔をしてらっしゃる方も

全員「ありがとう!気を付けるきね」と笑顔になって車を発信させます。

参加してみて思ったのは、やはり年配の方は反応がどうしても遅れるとうことですね。

視界の開けた場所を選んでドライバーサービスを行っているので、かなり事前に僕たちの姿や誘導棒が見えるはずですが、

止まってもらおうと思っている場所から、かなりの距離を過ぎてからようやく止まってくれるような方もいらっしゃいました。

年齢とともに身体の反応が遅れてしまうのはどうしようもないことなので

常日頃から車間距離を広めにとって、近くの車がどう動くのかしっかりと予想しながら

できるだけ安全な状態を作るように心がけないといけないことを痛感しました。

1日署長は面白い

警察署の人の話では、1日署長といいながら「委嘱式だけで終了!」という人が多いようで

僕もドライバーサービスをして半日で終了だったので大きなことは言えないけれども

委嘱式だけで終わるのはもったいないと思いました。

警察官でないと、警察の方の仕事に関わる機会というのはほとんどないので、

やらせてもらうと、交通安全について考えることが自然に多くなって、自分自身の交通安全意識がとても高まります

警察の方と話すと、猫が屋根に上ったで通報されたとか、実は鮎釣りが大好きで窪川署になって内心ワクワクしているなど、警察官の日常が知れて、とても警察の方を身近に感じることができました。

もっといろんな人が一日署長をやって、それぞれにブログ記事でも書いたらいいのにな

そんな風に思った一日署長でした。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

四万十町在住パフォーマー 大学卒業後製紙会社に勤めていたが、移住を機に地域に根を張るパフォーマーとして生きていくことを決意。 2018年現在地域おこし協力隊として働きながらパフォーマーとして生きていいく道を模索中。 詳しいプロフィールや出演依頼などはメニューから各項目を参照ください。