前の職場の忘年会で気分が悪かった話

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こんにちは

高知・四万十町在住パフォーマーの松葉川健一です。

 

11月に入って速い所は忘年会が始まっていますね。

僕は四万十町に移住してからというものの、「しきたり」みたいのがある飲み会にはほとんど出会っていませんが、

去年まで働いていた会社では、特に一年目に結構嫌な気分になったものがありまして、

ふと、思い出したのでメモ程度に書いておこうと思います。

 

「現場」と「スタッフ」という体制

僕が働いていたのは製紙業界のとある会社ですが、

工場がある企業というのはよく「現場」と「スタッフ」に分かれています。

「現場」は基本的に高卒での新卒や、中途の社員が担っていて、よほど運が良くない限りは役職は係長止まりです。

「スタッフ」は基本的に大卒の新卒や、専門的な資格を持つ社員が担っていて、社長以外の役職にはなる可能性があります。

僕がいた工場は24時間紙を造る機会が動いている工場だったので、

「現場」の人が交代で作業を行い続けて、「スタッフ」がその管理や営業部門や事務部門とのやりとりをしていく形です。

スタッフは現場の人に嫌われると、まず仕事にならないので

スタッフ同士の飲み会の他に、現場同士の飲み会によく呼ばれて参加し、親交を深めます。

一年目の忘年会シーズン、スタッフ同士の忘年会に加えて、現場の忘年会にも参加することになりました。

現場の忘年会=風俗旅行

その現場の忘年会というのが僕にとってはとても気分の悪いものでした。

基本的に一泊で四国のどこかの県の県庁所在地に飲みに行くという内容だったのですが、

僕が勤めていた会社のあった場所は田舎の工業地帯なので、忘年会くらいは少し賑やかな場所へと繰り出して・・・・

というのは建前で、飲み会の後にはそれぞれ分かれてその地の風俗に向かうのが毎年ということでした。

現場の方の多くは結婚がはやい(離婚する人は離婚もはやい)ので大概が妻子持ちでございます。

それが、一年に一度忘年会という言い訳を作って大手を振って風俗旅行へと繰り出すというわけですが、

正直僕は気分が悪かったです。

風俗に行きたいのなら妻子に「風俗に行く」と言って納得してもらえばいい話で、

それが出来ないならいかなければいいんです。

我慢できないなら、最初から結婚なんかしなければいい話で、

僕はそういう人間は自分の行動に責任をとれないなさけない人間だと思っています。

宴会コンパニオンというものがまだ生きていた、しかも高知で

もう一つ、風俗に行く前に行う飲み会でのことなので、僕が行った県庁所在地は高知だったのですが、

なんと「宴会コンパニオン」さんが参加人数分ついてくれていました。

ここからは僕の偏見ですが、コンパニオンなんてクレヨンしんちゃんの世界でしか生き残っていないと思っていました。

僕は仲がよくなった人とのスキンシップは割と好きですし、初対面の人でも話が合うならお話するのも嫌いじゃありませんが、

特に何もない綺麗なおねーさんにお酒をついでもらったり横にはべってもらっても、なんの感情の動きもありません。

それなりにお酒が入ってきた後は普段仕事場で偉そうにしている主任も、侠気を気にしていて優しくしてくれる副主任も

みんなでれでれとコンパニオンのおねーちゃんのお尻を追っかけていて、僕は本当に気色悪かったです。

若い社員もそのおっさん方を写真に収めて、仕事場のLINEグループにアップしたりと、

新しい道具を持ってもやることは一緒か、ということで、僕はずっと酔っ払って寝てるふりをしつつご飯を食べていました。

風俗をすすめられる

飲み会が終わったら、めいめいそのまま風俗街へと向かうわけですが、

僕は先輩が(連れて行ってくれないてもいいのに)ついて連れて行ってくれました。

僕は学生時代は風俗に行ったことはなく、その話をすると「それは絶対損してる」というような感じで

忘年会に行く前から、その現場の数人で僕を連れて行く段取りが付けられていっていました。

結果として風俗に行くことは確かに面白かったんですが、「座りにくすぎる椅子」とか「巨大すぎるエアーマット」とか(その後行く気にはなりませんでしたが)

風俗に行ったことがないのを非国民の如く扱う会社の文化レベルの低さというか低俗さというか、

僕が会社を辞めることを躊躇しなかった一つの要因であることは間違いないです。

 

ちなみに、僕は風俗にいった話を次の日に当時の彼女(今の妻)に報告しています。

僕の妻は「風俗に行った」=「ダメ男」みたいに短絡的に考える人ではありませんし、

普段から世の中のルールに捕らわれずお互いの事を話し合っているので、

その程度のことで関係が破綻したり、妻がひどく傷ついたりしないことがわかっていたからです。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

四万十町在住パフォーマー 大学卒業後製紙会社に勤めていたが、移住を機に地域に根を張るパフォーマーとして生きていくことを決意。 2018年現在地域おこし協力隊として働きながらパフォーマーとして生きていいく道を模索中。 詳しいプロフィールや出演依頼などはメニューから各項目を参照ください。