先週の金曜日から日曜日まで関東に一人旅をしてきた
主な目的は千葉への墓参りと東京でのサーカス
千葉への墓参りは2年ぶり
僕自身、富山出身の高知大学卒で、愛媛在住で香川を中心に活動中っていう
なかなかごちゃごちゃしたプロフィールなんだけけど
さらに両親は富山出身ではなくて、お父さんが千葉出身でお母さんが栃木出身なんだ
だから、去年から仕事が新しい配属になってお盆忙しくなるまでは
毎年、栃木と千葉への墓参り旅行を親と一緒にしてた
去年は予定がつかなくて、栃木にしか墓参りに行けなかったので
今年は一人でも千葉に墓参りに行こうとなんとなく決めていたのをなんとか実行した感じだ
千葉のお家には御年88歳のおばあちゃんと父方の伯父さん家族が同居している
一昔前の感覚で、ゆみさん(お母さん)が秋之さん(お父さん)に嫁いだってことだろうから
基本的には僕にとってはこの千葉の家が本家さんみたいな感じなんだろう
名前も山本だし(お母さんの旧姓は「柳」・・・そっちのほうがかっこよくてよかったのにね笑)
1泊寝床を提供してもらったのもあるし、(僕としては半分義務感で)ご飯をご一緒して
おばあちゃんと伯父さん夫婦とお話をさせてもらったんだけど
「長男は大変なんだよ」って話をしていた
山本家は少なくとも伯父さんのおじいさんの時からは町の薬屋さんで
亡くなったおじいちゃん→伯父さん→(今年家に戻ったらいし)従兄弟と、みんな薬剤師だ
実家のお店の他に調剤薬局を1つか2つ経営してるらしい
まぁ、そりゃ大変でしょうよ
そういうお家は、経営と家族と地域のことが複雑に絡み合って身動きがとりにくくて
そんな中をなんとか切盛りしていかないといけないだろうからね
サラリーマンは気楽な商売ってなもんでさ
ただ、そういう家制度へのロイヤリティはどんどん無くなってしまっているんだろう
千葉のお家は、千葉県でも割と田舎にあるんだけど
お店がどんどん、つぶれたり継手が居なくなったりでなくなっていっているって話をおばあちゃんがしていた
時代の流れだね
お薬なんてのは、要は健康を売り物にしてるわけで
福祉的な側面が強くて、モノ自体の供給が公共事業に近いから、なんとか生き残っているんだろうけど
そうじゃないモノを扱っている個人経営者はどんどん新しい体系への変化に飲まれていく
そんな中で地域的な価値観に縛られやすい昔からの店なんてのを継ぐ気にはなれないよ、みんな
いくら祭りで地域の価値観を保とうとしても、生活がかかったらそんなの脆いしね
ま、そこら辺の感覚は職場のパートさんとの話なんかでわかっていたので
(娘を嫁がせるなら次男だ、みたいな話を聞いたりね)
適当に地雷を踏みそうなとこはしゃべらないようにして
それなりに伯父さんにお酒を飲んでもらって良い気持ちになってもらっていなしたんだけど笑
そこらへん僕は長男だけど「次男でかつサラリーマン」である人の子供なので、変に縛られることはないね
四国に就職する時も秋之さんに特に何か言われたわけでもないし
(というか秋之さん自体千葉を離れて富山にいるから何も言えないのかも知れないけど)
ただ、その家制度みたいのが担ってた親の老後とかその後とか
そういうモロモロはハッキリしっかりと決めておかないといけないと思う
別に僕は親に虐待されて育った訳でもないし、かなり裕福に育ててもらったから、とても感謝しいて
なるべく秋之さんとゆみさんには長く生きていてもらいたいし
その後でもめるなんてのは絶対したくない
それは、長男だからって考えなしに全部しょわされるつもりはないけど
単純に家族としてやっていくべきことだと思う
まだわかんないけど、僕も弟も、あと数年のうちに結婚しそうだから
そうなったら、徐々に4人で相談して決めていかないとねぇ
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