17年も前

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こんにちは、四万十川のほとりに住むサーカスアーティスト松葉川健一です。

もう5月のゴールデンウィークも終わったというのに、日陰では少し寒いくらいの空気

日向に行くと少し熱いですが、湿度が低くすがすがしい匂い

こんな天気に布団を干していると、17年前のこれくらいのころを思い出しました

2007年、一人暮らしの部屋にまだネットを引いていなかった僕の興味はジャグリングと、とある女の子

ゴールデンウィーク中は、奇術部の先輩と京大の公演を見に行ったり、農学部のフィールドワーク演習にいったり

せわしなく動いていて、ジャグリングも学業も面白くなってきていたのですが

それよりも僕の頭にあったのは、休み中はサークルにあまりこなかったとある女の子

僕が今住んでいる四万十町に住んでいたので、高知大学から電車で1時間半くらい、

サークルに来ても、前半には電車に乗って帰ってしまうとある女の子

サークルの最後に部長副部長が前に立って、連絡事項を話す

僕以外、誰も気が付いていなかったけど、その女の子は前半で帰ってしまうので連絡を聞けなくて

それをいいことに、部長にも副部長にも言わずに勝手に僕が毎回メールを送っていたとある女の子

梅雨に入る前、京大の素晴らしい公演(ドーナツライブ2007)を見た後で、ジャグリングに燃えて、毎日練習場所や部室に来て

大学の、独特の、共有空間のなかで、もしかしたら通りすがるかも、と片隅に思いながら

同期のディアボロ演者と練習して、授業が終われば歩いて下宿先に戻って、キャベツとラーメンを一緒にゆでて、塩コショウで食べていたあの頃

思えば僕の恋愛経験は、あのころ、告白する9月までの約半年間1度だけ

あんなにいじらしく、大きな期待と不安が、日常にもぐりこんでくる経験はあの1度だけ

季節を感じると、よく朝倉キャンパスの景色を思い出します

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ABOUTこの記事をかいた人

四万十町在住パフォーマー 大学卒業後製紙会社に勤めていたが、移住を機に地域に根を張るパフォーマーとして生きていくことを決意。 2018年現在地域おこし協力隊として働きながらパフォーマーとして生きていいく道を模索中。 詳しいプロフィールや出演依頼などはメニューから各項目を参照ください。