大道芸フェスにおける体験やウォーキングアクトの役割

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高知県・四万十町在住 地域密着型パフォーマー 松葉川健一です。

先日行われた高知大道芸フェスにてジャグリング体験ブースの講師をさせていただきました。

(写真は開催前の公式SNSで使ってもらったものです)

僕はこれまでも小学校などで、こども向けのジャグリング体験を何度もやってきましたが、

大道芸フェスでやらせていただくのは今回がはじめてで、

実際にやらせてもらうと、普段のジャグリング体験とはちょっと違う役割を担っていたような気がしたので、

だらだらと書いてみようと思います。

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高知大道芸フェス

高知大道芸フェスは3年前からはじまった、高知初の大道芸フェスです。

ーー大道芸フェスタ、ーー大道芸、大道芸ワールドカップなど、様々な名前で全国色々なところで大道芸フェスは行われています。

芸人さんの数や主催、行われるイベントの形など様々ですが、

普段なにかしらのイベントに出し物の一つとして出演している大道芸人さんを複数人集めて、

同時多発的に行われる大道芸自体をメインコンテンツとしたイベントが大道芸フェスだと認識されています。

12組のパフォーマーさんがいるなか・・・

高知大道芸2019では12組の全国的に有名な大道芸人さんが出演し、

高知の中心街=帯屋町の8つのポイントで大道芸をして町全体を盛り上げました。

そんな中で僕は地元のパフォーマーということで、ジャグリング体験のブースを担当させていただきました。

すごい大道芸がそこらじゅうでやっているのに、体験になんかくるのかな?

と始める前はちょっと不安だったのですが実際はじまると大盛況で、

こどもから年配の方まで様々な年齢層の方がひっきりなしに道具を体験していってくれました。

半日体験ブース出してお客さんが途切れる瞬間なんて数えるほどしかなかったんじゃないかな。

そんな忙しく嬉しい中で、僕は以前足長のパフォーマーさんの話を思い出していました。

ウォーキングアクトの役目

高知大道芸ではまだ出演はありませんが、いくつかの大道芸フェスでは

ロービングやウォーキングアクトと呼ばれるパフォーマーさんが呼ばれます。

前述の足長は僕もワークショップを受けたことがあるんですが、西洋式の竹馬とでもいうべきもので、

靴の下に長い棒がついたものを履いて、バランスをとりながら練り歩くパフォーマンスです。

ひとところに止まってパフォーマンスするわけではないし、

例外もありますが僕なんかがやるような30分ぐらいのショーを行うこともしないので、

投げ銭が集めにくいし、パフォーマンスとしてどうなんだろう?なんて思われがちですが、

多くの芸人さんが集まるフェスにおいては大切な役割があるとのことでした。

大道芸フェスでのパフォーマンスは通常のイベントと違い、舞台が用意されない路上で行われるため

実は結構1度にパフォーマンスを見れる人数が限られます。

フェスとしての知名度が上がれば上がるほど集客が上がるので、多くの芸人さんがいても

特に目的意識を持たずにイベントを楽しみにきた人など、パフォーマーさんとの間に人がたくさんいてパフォーマンスが見れない

ということが繰り返されてしまうことも実際にあるようで、

そういう方にも町全体として行われているフェスの雰囲気を楽しんでもらうために

ウォーキングアクトの役割がある、というお話でした。

体験ブースも・・・

僕は今回体験ブースをやらせてもらって、このウォーキングアクトと同様の役割が果たせたんじゃないか?と思っています。

僕が今回体験ブースをやらせてもらった場所はパフォーマンスポイントの間で、

お客さんの背中がよく見えたのですが、実際なかなか見えずにつま先立ちになっている人や、

見ている親御さんの服を引っ張っているこどもなんかが見えました。

そういうこどもがこっちのブースに来てくれて、ディアボロや皿回しを楽しみつつ帰ったのを見ると、なんだか嬉しくなりました。

体験を回すのも結構面白い

一度に教える時間がとれる小学校などの体験会と違って、

次々に入れ替わるひとたちにジャグリングをレクチャーしていくので、

どの人にどれくらい教えつつやるのか?お母さんに丁寧目に教えて次のお客さんにいこうかしら

と思ったら、さっき教えたお兄ちゃんが良い感じになっているから褒めつつ弟に教えてもらって・・・

みたいな状況がころころ変わる現場もなかなかスリリングで楽しかったです。

僕の場合は、軽いひと技でお客さんを惹きつけることが可能なので、落ち着いてきた時の一押しに使ったり

道具が足りなくて人だかりが出来てしまったときに楽しんでもらう最終手段に使ったり、

やってみるとなかなか奥が深いようで、新たな発見のあるいい経験になりました。

いやー、しかし全国レベルの方々とお話しする機会にもなったし、ホント僕としていいことばかりの高知大道芸でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

四万十町在住パフォーマー 大学卒業後製紙会社に勤めていたが、移住を機に地域に根を張るパフォーマーとして生きていくことを決意。 2018年現在地域おこし協力隊として働きながらパフォーマーとして生きていいく道を模索中。 詳しいプロフィールや出演依頼などはメニューから各項目を参照ください。