松葉川にも舞う林床の妖精

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こんにちは、高知、四万十町在住パフォーマーの松葉川健一です。

 

今回は先日四万十町で開花を見かけた、バイカオウレンのことを書いてみようと思います。

 

今回紹介する植物

今回ご紹介するのは、「バイカオウレン」です。

バイカオウレンは、高知県の偉人である植物学者、牧野富太郎博士が幼少のころから愛したことで有名な植物で、

その葉が高知の県立牧野植物園のロゴマークにもなっています。

開花の時期は地域によってまちまちですが、高知では2月・3月がメインの見ごろで

早いところは1月末には咲き出します。

想像よりとてもとても小さい林床の妖精

高知で植物に関係する人であれば、必ず一度は名前を聞いたことがあるほど有名な植物ですが、

実際に見つけると、とてもとても小さい植物です。

新聞記事やネットの記事などは基本的にこの記事の最初のようなどアップの写真を採用するので、大きさのスケールがわかりにくいのです。

バイカオウレンは「林床の妖精」と呼ばれていますが、ほんとうに目を凝らして注意深く観察していないと、見逃してしまうほどです。

松葉川でも何か所か自生

バイカオウレンは前述した県立牧野植物園や、牧野富太郎の出生地である佐川町の牧野公園など

一部の公園で植栽されています。

バイカオウレンなどの希少植物は、しっかりと管理していない場所では花泥棒に会いやすいため、自生地は明かされることはありませんんが、

根本的には野山に自生している植物なので、地元の人や一部のマニアしか知らない自生地がたくさんあります。

僕が協力隊として担当している松葉川地区は多くの山を擁しているため、僕も何か所かの自生地を教えてもらいました。

今回の写真は、実際に松葉川地区で撮影したものです。

温泉ついでに・・・・

松葉川温泉は、ちょうど里と山の境目に位置しているので、

群生しているのを見つけるのは難しくても、注意深く探せば近辺でバイカオウレンの白い花を見つけることができるかもしれません。

温泉がてら森の妖精さがし、優雅ですね。

温泉付近には、1シーズンに3回桜が楽しめる桜公演や、

さくらが終わったら日野地川沿いに大量のキシツツジ、林道沿いの不思議植物ユキモチソウ

5月には鈴ヶ森途中のシャクナゲトレッキングなど

様々なかわいらしい植物がありますので、ぜひ四万十町、松葉川にお越しくださいね。

 

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3 件のコメント

  • 始めまして、nisiと申します。
    バイカオウレン、私は 森の妖精と言っているのですが 林床の妖精とも言われているのですね。
    昨年末 気の早い妖精がいるんじゃないかと見に行き そして 先月に再訪してきました。
    その時は かなり咲いていて 嬉しかったですね。
    ついでに 別のところも見に行ったんですが まだ5~7輪ほどしか開花してなくて・・・
    佐川町から比べると ある場所は 1か月程遅く見ごろを迎えると思います。

    砥部町の知り合いから 四万十町のバイカオウレン群生地を教えてくださいとメールがきたのですが
    さぁ、どうしようと保留にしていたところ 観光協会に電話をかけて 教えて頂いたとのこと。
    対応された協会のかたが あまり教えられないのですがと言いながら 3か所教えてくれたそうで
    私的には 地元の人でも 知らない人が多いのに せめて 遊歩道沿いだけにしてくれたらよいのにと
    思ったことでした。
    数年前に 地元の花好きな知人を連れて行ったとき そこに着くなり 袋を出して 持ち帰ることに集中していて 花を見るのは 後回しだったんです。
    盗られんでと注意できなくて ずーっと後悔してました。
    それからは 一人で行くことにしています。

    ブログ、FBもしていますが 花のことをアップするときは できるだけ 時期をずらしたり 別の場所でみた花も混ぜて アップすることを心掛けるように気を付けています。
    中には その場所への道中の写真もアップされる方もいて 勘弁してって思うときがあります。

    繰り返しになりますが 松葉川温泉の遊歩道沿いのバイカオウレンは キャンプ場(旧松葉川小学校)のつり橋の傍の看板にも表記されいてますので 問い合わせがあったときは そこだけにしてほしいです。

    これからも 四万十町をよろしくお願いします m(__)m

    • nisiさまコメントありがとうございます。

      希少な植物を自生している土地から持ち帰ってしまうのは、
      経済的意図がある方もない方もいらっしゃると思いますが、どちらでも大問題だと思っています。
      四万十町に住み、松葉川を芸名にさせてもらっている身として、
      植物の紹介をお願いされた場合、基本的には僕自身が同伴してご案内、ご説明出来ない場合はお断りしています。

      観光協会の方とは、協力隊としてもパフォーマーとしても頻繁に打合せをさせてもらっています。
      「四万十町の群生地」ということで観光協会の方がどの3カ所お知り合いにお伝えしたのか僕にはわかりませんが、
      一つの意見として、nisiさまのご意見はお伝えしようと思います。

      四万十町に移住してからはや1年、暖かく迎え入れてもらって順調に活動を進めさせてもらっています。
      どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

      • 松葉川健一さま ありがとうございました。
        もう昨日になってしまいましたが 植物に詳しい知人から 私のブログにアップしていた「セリバオウレン」について 四万十町で咲いているのかと聞かれました。
        私が見たのは 土佐山田の群生地だったので その旨を話したことでしたが 彼女に 観光協会へ問い合わせ 教えてもらったという話をすると 私と同じで 遊歩道沿いだけにしてほしかったと・・・
        河内神社と川沿いの場所は その彼女に教えてもらいましたが 遊歩道沿いとその近くの山の上は 別の方に教えて頂きました。
        彼女も話していたのですが 道路から上がった所は 足元までバイカオウレンが増えてきているので 大勢の人が訪れるようになると 踏まれて だんだん絶えてしまうと心配してました。
        土佐加茂駅の近くの山中にある群生地は その山の持ち主と佐川町が管理をして きれいにロープを張り直し 監視(?)の人が常駐されているそうです。

        緑林公園のサカワサイシンも 掘られた跡があり チャボホトトギスは葉が大きくなり 花を楽しみにしていたら 刈り払われてたり 昨年はセンブリも 数本しかありませんでしたが 今年は 少しでも増えると良いですね。

        ネタ不足+お疲れモード+文才のなさ等で 時々アップのブログですが

           https://blog.goo.ne.jp/kuwasetouge

        四万十町の知人等には 殆ど公開してないです。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    四万十町在住パフォーマー 大学卒業後製紙会社に勤めていたが、移住を機に地域に根を張るパフォーマーとして生きていくことを決意。 2018年現在地域おこし協力隊として働きながらパフォーマーとして生きていいく道を模索中。 詳しいプロフィールや出演依頼などはメニューから各項目を参照ください。