大道芸で大上滑りした話

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こんにちは 四万十川のほとりに住むサーカスアーティスト松葉川健一です。

つい先日、岡山の昔から友人の大道芸人さんにお願いして、岡山で大道芸をさせていただきました。

僕はサーカスアーティストですが、みなさまにわかりやすいように大道芸人と名乗ることもあるのですが

基本的にイベントなどが行われていない場所(路上・ストリート・ゲリラ・投げ銭のみ)ではパフォーマンスを行っておらず、その意味での大道芸はしてきませんでした

それは、僕はパフォーマーとしては純粋培養で四国で育っており、四国ではほとんど「人が行きかう大道」と呼べる場所が少なく、四国を拠点にしている大道芸人さんがほぼいなかったことで、大道芸を行う・見る文化がほぼなかったので、自然にイベント出演のみの芸人となっていきました

しかし、パフォーマーとして生きていく覚悟を決めて、四国のジャグリングのコミュニティを立ち上げ、四国をパフォーマンスを通じて盛り上げ、四国の貢献するという目的を見つけてから

自分のため、四国とジャグリングのタッチポイントを増やすために、多様な形でジャグリングのパフォーマンスをする機会を四国に作っていきたいと考えるようになりました

そこで、岡山と広島の大道芸人の友人の相談して、今月は2か所に大道芸の修行に行くことにしました

その一か所目を終えたのが先週なのですが、結果からいうと大上滑りしてしまいました

僕は普段、イベント出演で行っているショーをそのまま持って行って、最初にお客さんに集まってもらうべく導入のような軽い芸を入れる、という構成でいったのですが、全く人を集めることができませんでした

はじめたときにある程度集まってくれるのですが、空気・間を途切れさせると、すぐにお客さんが離れてしまう、普段のショーでもないことはないのですが、それの比率がとても多く、お客さんをつなぎとめることができず、ショー終わりにはほとんどだれも見てくれない、という状態になってしまいました

イベントの出演・パーティでの出演・サーカスでの出演では、大なり小なり見るつもりで会場や場所に来てくれているお客さんなので、最後まで通してみるつもりで見ていますが、告知もなく、完全に通りすがりのお客さんだと、全くお客さんの性質が異なることを痛感しました

大道芸人の友人から聞いた言葉で、特に印象的だったのが、「ひとつひとつのショーはすごいことをしているけど、しっかり区切って終わってしまうと、それで満足して帰ってしまうから、それはすごくもったいない」という言葉でした

ここ半年くらいの僕の方向性として、パーティやサーカスなどの出演に向けて、しっかりと一つ一つの演目を練って、しっかりと終わらせる、ということをやってきました

なので、1つの演目、ディアボロならディアボロの演技の中で魅力を出し切ってしっかりと礼をして自分もお客さんもなっとくする内容を終わらせてしっかり礼をして次に行く、ということを意識して今回もやったので、そこでさらにお客さんが帰ってしまう、ということがあったようで、確かに区切り区切りでどんどんお客さん減っていくのを感じました

これはしっかりと考えると当然で、僕の演技がどれくらいで終わるのかもわからないし、特に僕は話しながらパフォーマンスするスタイルではないので、余計にいろいろなことが伝わらずに今回の上滑りになってしまったと思います

友人の大道芸人さんがたくさんのお客さんを集める同じ現場で、お客さんがどんどんいなくなっていくのはとても悔しくしんどかったですが、とても勉強になりました

友人の口上を聞いていて、僕の場合は、すぐその場で出会った人に何を伝えて、どんな文化をはぐくんでいきたいのかしっかりと思想を固めて、その思想のもとどんな演技を伝えたいのかを問い直して、それにそった演技を再構築する必要があると感じました

それぞれ考えていることや目指していることは異なるので、自分のスタイルを無理矢理友人流に変える必要はないと思っていて、自分のスタイル・軸を磨きつつ、何を表現していくか考える本当にいいきっかけになりました

とてもありがたいことに、友人の大道芸人さんがそこに対して僕を責めたりせず、しっかりとアドバイスをして応援してくれたので、まだまだ勉強させてもらおうと思います

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ABOUTこの記事をかいた人

四万十町在住パフォーマー 大学卒業後製紙会社に勤めていたが、移住を機に地域に根を張るパフォーマーとして生きていくことを決意。 2018年現在地域おこし協力隊として働きながらパフォーマーとして生きていいく道を模索中。 詳しいプロフィールや出演依頼などはメニューから各項目を参照ください。