ここ1か月半ほどで、かなり太った
それまで、フラフープなんかで5キロくらい減らしていた体重が、多分10キロくらい増えていると思う
原因は食べ過ぎと何もしなさすぎ
もちろん、moimoimoiの稽古をしたり、違う活動をしたり、旅行したり
休日はやたらと行動して、非常に充実していたんだけど
問題は平日、仕事のある日だ
moimoimoiでもめた
ちょうどその1か月半ぐらい前にmoimoimoiのメッセージで大分もめた
今週末にあるセトラピストで行う演技の演出についてのことだった
moimoimoiは3人とも結構異なった価値観を持っている3人なので
意見の割れ自体はそんなに珍しくないんだけど、今回は珍しいパターンだった
形だけ見ると、取注さんとしらさわさんが同意見で、僕だけ別意見
こういう場合は、だいたい僕が意見を軟化させて、うまく帳尻を合わせていくことが多いんだけど(実際今回もそうなったんだけど)
珍しく僕は納得がいかなくて、やたらと食いついていって、その後もそのことばかり考えていた
思考停止から自堕落へ
今考えると、その時期(といってもつい1週間前までそうだったんだけど)の僕は自分自身が理解出来なくて怒っていたと思う
ぐるぐると同じ考えばかりが頭をめぐり、なにも建設的なことが出来ない
予定が決まっていたイベントは楽しいから、ただ楽しんでいたけど
平日は帰ってからごはんを作って、その後だらだらとyoutube鑑賞
それもゲーム実況とかそういう、しょうもないのを長時間
ごはんが終わると、お風呂に入って、その後もyoutube鑑賞
変にモノを食べながらyoutubeを見るのが習慣になっちゃって、コンビニでつまみを購入
そのうち最悪な気分のまま、眠くなって眠って、朝起きたらすぐ仕事、みたいな
何か生産的なことを考えようとしても、どうしても思考が納得いかなかったそちらにとられる
考えるのを辞める→youtubeみたいな
最悪だったな、マジで・・・・そりゃ太るよ
ギリギリ皮一枚「パフォーマンスの美学」
このブログで何回も紹介しているこの本
[amazonjs asin=”4846003280″ locale=”JP” title=”パフォーマンスの美学”]自堕落になっても、お風呂で読書する習慣だけは続けていて
なんとか、1回読み切った・・・読み切ってからブログで書きたいことがたくさん出てきた
前にも書いたけど、この本はパフォーマンスの本なのにまったく挿絵や写真を使わない
どこまでも、言語化することにこだわった本だ
・・・僕はmoimoimoiの経験から、パフォーマンスについての言語化をあきらめだしていたと思う
取注さんもしらさわさんも、いわゆるアカデミックな文法で対話することをしないから
パフォーマンス自体も文法は通じないような気がしていた
でも、それは違った。僕が勉強不足で文法を知らなかっただけだったんだ
パフォーマンスの美学に出てくるようなテクニカルタームや歴史など、基本的な知識を知らなかっただけなんだ
アカデミックじゃない世界は、アカデミックじゃない文法で言語化されるっていう、それだけだったんだ
そんなこんなで、ブログの更新が頻繁になりだして、少しずつゲーム実況から遠ざかることが出来た
清浄化は美輪さま
ゲーム実況から遠ざかったとは言え
考え事をすると、依然として思考がぐるぐるしていたので、youtubeはやめられず
僕の崇拝する美輪明宏さまが出演している動画を、フラフープをしながら見ていた
「最近の若い人が、やたらと暴力的なのは、本を読まないで言葉を知らないから」
「まじぇとかやべぇとかそういう言葉しか知らないで、自分の状態を表現できる言葉を知らないから、やたらとイライラして暴力的になっちゃってるんですよ」
・・・まさに天啓・・・これ僕やわぁ
そして、そんなことがありながら、先週稽古に行くための車の中でひらいめいて、全部すっきりした
「moimoimoiでもめた時に自分がなぜ納得いかなかったのか?」
それを自分の中で全て言語化できた
言語化をすてない
言語化できた瞬間、全てが思考から消え去った、それはもうきれいさっぱりと
その前の日、なんとか思考を流そうと思って入った琴弾回廊の潮風呂では
やはりどこまでも悶々として、ひたすら考えていた、2人に批判的なドロドロとした思考が
次の日、言語化できたあとに入ったたからだの里 環の湯の湯船ではまったく出てこなかった
木曜日の仕事終わりに琴弾回廊に行って、次の日の朝に環の湯に行ったから
本当に12-13時間の間だ、いや実際は環の湯に行くまでの40分くらいか
違うことを考えようと思っても、ひたすらそのことに帰結してしまう状態だったのが
この1か月半はなんだったんだろう?ってくらい、考えようとしても出てこなくなった
これなら、前に進めるよ
・・・言語化をすてないことだ
どんなことがあっても
頭はクールに心はホットに
青空みたいなほほえみを忘れずに
あきらめないことだ
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