科学哲学の冒険 戸田山和久著 読了 哲学への近道か?

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最近哲学に興味が出てきて、「科学哲学」という言葉に惹かれて読んでみた本

科学哲学の冒険 サイエンスの目的と方法をさぐる 戸田山和久 著

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科学とはなんなのか?を哲学する

科学については大きく興味があって、サイエンスコミュニケーションも大好きなので

そっちを手がかりに哲学へ近道しちゃおう、ということで読んだんだけど

まー難しい

科学、という事象自体の意味はどんなものなのか?というテーマを

リケジョのリカちゃんと哲学青年のテツオくんとセンセイ(著者の分身)が議論する形で話が展開する

多分僕はこの著者があんまり好きじゃないんだろう

東京大学に理系で入って文転した著者が書いていて

リカちゃん=科学的 テツオくん=哲学的 センセイ=科学哲学

といった感じで、一般に対立関係だと思われている、科学と哲学を対話でつないでいくって構造をしているんだけど

割と気持ち悪い

対話形式と構造的なモノはよく一致してるんだけど

対話が、リカちゃんもテツオくんも著者の一部って感じが強すぎて

2人がケンカ腰で論議しているはずの文章なんだけど、1人が話してるような感じがしちゃう

最終的にリカちゃんとテツオくんは交際しだして

最後、寒い大学キャンパス内を、リカちゃんとテツオくんが1つのマフラーを2人でして、リア充ムードを出して去っていくところで終わるんだけど

私にはリカとテツオのクビに渡されたマフラーが、科学と哲学をつなぐ架け橋のように見えた。

(科学哲学の冒険 より)

軽く鳥肌が立った、この著者はリア充に憧れでも持っているのか?

それともよっぽどいいお相手とめぐりあっているのか

普通に新書みたいな本を書いたほうがいいんじゃないだろうか

別の本を読むきっかけになった

対話形式が気持ち悪かっただけで、理解しやすいとこはたくさんあったし

この人は哲学入門って本も出しているようなので、今度はそっちを読んでみようかしら

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あと、表象って考え方が、moimoimoiで感じていた言語とかの問題と重なる部分が多そうだったから

表象って言葉をメインに哲学の本をあさってみるかなー

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

四万十町在住パフォーマー 大学卒業後製紙会社に勤めていたが、移住を機に地域に根を張るパフォーマーとして生きていくことを決意。 2018年現在地域おこし協力隊として働きながらパフォーマーとして生きていいく道を模索中。 詳しいプロフィールや出演依頼などはメニューから各項目を参照ください。